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2009/04/01

オーディオの話

早くも4月になってしまいました。

日記更新は、1ヶ月ほど前に一度書いたつもりでしたが、アップされていなかったようで、確認してませんでした。我が家では、娘達の受験が一段落し、ほっとしているところです。

今日は、オーディオの話です。

昔の話になりますが、僕が北海道から仙台に来たのは昭和46年の事です。その当時は、オーディオという趣味が盛んな時代でした。当時の私には高級なオーディオ装置を買う余裕もありませんでしたが、一番町や中央通りに何件かオーディオ装置を扱っている店がありました。CDが出る前の話です。特に一番町にあった”振興オーディオ”には浪人生だった頃から、良く行きました。レコードプレーヤーのカートリッジ(針の部分)やトーンアームの美しい曲線を眺めては、手の届かないその値段にため息をついていたものでした。店は奥の方に所狭しとスピーカーが置いてありました。ある日そのスピーカー売り場で鳴っている音を聞いて驚いたことがありました。沢山あるスピーカーを切り替えながら同じレコードをかけているのですが、そのスピーカーが鳴ってる時だけ、全く音楽が違って聞こえるのです。そのスピーカーは大きさはその当時の国産メーカーのものと変わらないのですが、値段は国産だと3万以下が普通の時代に10万以上の値札がついていました。JBLというアメリカ製のスピーカーで、当時仙台にも何件かあったジャズ喫茶の大半でつかわれていたメーカーのものでL88NOVAという機種でした。写真は有りませんが一度見ると忘れられない特徴的なデザインでした。以来、JBLはあこがれのスピーカーとなりました。

それから、7〜8年後、大学を卒業し仙台市内の病院で研修医となり、学生時代アルバイトして買ったステレオを買い換えることになり、”振興オーディオ”に行きました。当初は雑誌等の記事を見て国産のヤマハなどのスピーカーを買おうと思っていたのですが、店員が試聴させてくれた何台かのスピーカーの中ではJBLが一番気に入ってしまい、購入しました。その後、我が家のスピーカーは2回買い換えていますが、現在もJBLを使っています。

最初に振興オーディオで聞いた、L88NOVAという機種は今でもオークションや中古オーディオ店で見かけると心が動きます。我が家のメインスピーカーはJBLですが、医療館の院長室にはJBLではないスピーカーのセットをおいて、書類書きなどの仕事をしながら音楽を聴いています。家のパソコン(自作したものですが)にも、オーディオボードを入れてパソコン内の音源を、オーディオ装置に送って聞けるようにしています。

世の中には、オーディオマニアと呼ばれる方々が沢山いますが、中でも神奈川県の横須賀で開業医をしている三上さんという方が、ものすごいマニアで最近ではオーディオやジャズの雑誌にも良く出てきます。この方の趣味はオーディオのみにとどまらず、車やは虫類、サボテンなど多岐にわたります。その”成果”を”趣味の獄道”というホームページに書いてます。私と違って、頻繁に内容が更新されていて面白いです。興味のある方は御覧になって下さい。”趣味の獄道”で検索するとすぐ出てきます。

写真は院長室のオーディオです。



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