4月21日から午後の診療も再開します。

今日19日から震災後初めて、仙石線が東塩釜まで運行しました。今朝は震災当日以来、陸前高砂駅で降車し、通勤しました。都会としての機能が少し戻ってきた感じがします。
これまで、平日も半日の診療でしたので、午後に何をしていたかというと、大学が今月いっぱい休みになって帰省したままになっている娘達の食料の買い出しを震災直後から、今月初めまではやっていました。家内の病院はフルタイムでやっていましたので。
最初のうちは、ガソリンスタンドもそうでしたが、ダイエーや藤崎といった街中の大型店舗は行列に並ばないと、入れませんでした。牛乳や納豆といった製品は購入制限がありました。今現在は全く並ばなくとも買い物が出来るようになりました。ガスが復旧して、飲食店も営業しているお店が増えてきて、街中は活気が戻ってきています。
一方では、クリニック周辺でも、クリニックから45号線を仙台方向に向かってすぐ七北田川にかかっている福田大橋のすぐ下流に、津波で流されてきた家屋が川の中に取り残されたままになっています。蒲生から仙台新港、多賀城方面の復旧にはまだまだ時間がかかりそうです。
クリニックに通院されている患者さんの中にも、自宅を津波で流された方も多く、少しでも早く生活の基盤が戻ってくる事を祈りながら、診療しています。
震災で看護師の退職などがあり、午後の診療をお休みしていましたが、21日から再開することにいたしました。まだ、看護師の数は充足していませんので、行き届かない点もあると思いますが、よろしくお願いいたします。