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2010/04/07

地上の星

早くも2010年も4分の1を過ぎてしまいました。
昨年末は月1回更新を目指していたこの日記も、またまたすっかりご無沙汰になってしまいました。

その間に、サッカーの短いシーズンオフも終わり、J1に参入したシーズンが始まってしまっています。ご存じの通り、我がベガルタ仙台はJ1でも快進撃を続け、開幕戦で一昨年入れ替え戦で苦杯をなめさせられたジュビロ磐田を撃破、先日4月4日には宮城スタジアムで3連覇中の王者鹿島に今季の初黒星をつけ、順位もJ1で3位にいます。
一昨年の就任後から、手倉森監督の采配にはここでもいろいろな事を書きましたが、昨年の天皇杯、今季のJ1での戦いぶりを見て見方を変えることにしました。鹿島のオズワルド・オリベイラ監督も先日の敗戦後の記者会見で仙台のサッカーには昨季から注目し情報収集していたとコメントしています。(選手の引き抜きも考えての事でしょうが)組織的で自分たちの短所を理解したうえで長所を引き出そうとプレーしていると言っており、今季は良い成績を残すだろうとまで言っています。私見ですがこの監督は今まで日本に来た外人監督の中で5本の指に入るほどの監督です。

手倉森誠監督と現在のヘッドコーチ手倉森浩兄弟の活躍で、青森県の五戸高校が年末の高校サッカーでベスト8入りした頃、私は大学病院の勤務医でしたが、月に1回五戸町の病院へ出張でお手伝いに行っていました。藤枝東という静岡のサッカー名門高校と同じ藤色のユニフォームでした。高校卒業後実業団のサッカーチームに行ったことは知っていましたが、当時の国内サッカーリーグはテレビ放送も殆どされないマイナースポーツでしたので、その後の活動は知りませんでした。一昨年、コーチから監督就任が決まったとき、正直Jリーグでのプレー経験も監督経験もないこの監督を見くびっていました。
今こうして、J1の舞台で仙台でプロ選手としてのキャリアを始めた多くの選手達で見事な戦いぶり、感嘆しています。思い出すと前回、清水秀彦監督の下J1昇格したときは、大補強(昇格以前もそうでしたが)を行い、その当時も在籍していた千葉直樹選手などは、全く先発の機会が無かったように記憶しています。

中島みゆきの歌のタイトル地上の星と題したのは、手倉森監督がそうであったのかと思ったからです。

中島みゆきという私の郷里北海道が生んだ天才ソングライターであり歌手ですが、今は大ファンの私ですが、学生の頃は嫌いな歌手でした。彼女は1970年代、80年代、90年代と2000年代の4つのdecadeでのナンバー1ヒットを持っている唯一の歌手です。70年代の「わかれうた」80年代の「悪女」の頃はその当時花盛りだったシンガーソングライターたちの中で井上陽水や荒井由実などに比べると、しみったれた歌詞が多いように感じていたからです。当時の”根暗”の条件に”中島みゆきが好きだ”というのがあったほどでした。
80年代の後半からしばらくヒットが出なかったのですが、90年代半ば、当時子役だった安達祐実さんが主演したドラマ「家なき子」のテーマ「空と君のあいだに」がナンバー1ヒットとなりました。この曲のサビのところを聴いて北海道への郷愁を感じ好きになってから、彼女のアルバムをすべて買い集め、今も新作を必ず買っています。娘達が小さかった頃、車で遠出をするときには必ず中島みゆきのCDを聴きながらでした。おかげで、大学生になった娘たちはカラオケで中島みゆきの歌は全曲歌えるそうです。「地上の星」のヒットからしばらく経ちましたが、トキオが歌った「宙船(そらふね)」や「本日、未熟者」など創作活動は続いていて、2010年代にもナンバー1ヒットを記録するという大偉業を成し遂げるのではないかと期待しています。ちなみに、女性の年齢の話を出すのは失礼にあたりますが、彼女は私と同年生まれ、現皇太子殿下と誕生日が同じです。

サッカーに話を戻しますが、先日の開幕戦は磐田まで出かけてきました。今週末は静岡で対清水エスパルス戦があり、行ってこようと思っています。河北新報の来週出る折り込み誌”かほくWeekly”に応援メッセージ入りの広告を出すことになりました。良かったらご覧下さい。

これからも手倉森・ベガルタ仙台を応援します。



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