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2008/11/12

残り3試合

いよいよ、Jリーグも最終局面に入ってきて、ベガルタファンの私は落ち着かない日々を送っています。

先月末、10月26日の大阪長居競技場でのアウェイのセレッソ大阪戦に出かけてきました。いつもは、5月の連休の頃の札幌戦や、春先の山形戦などに出かけていたのですが、今年は札幌はJ1に上がって仙台との試合はなく、他のチームとの試合も都合がつかなかったため、10月になって今シーズン初のアウェイ観戦でした。試合は前半1点先取しましたが、前半のうちに日本代表香川らにゲームを支配されて、1−3と逆転され前半終了、後半はシステムを変更し中盤の選手を増やしたことが奏効し、香川、乾らの動きを抑え、3点取って4−3の大逆転勝利でした。写真は、試合後、サポーターからエールを受けている選手達です。

2週間後の11月9日、今度は宮城スタジアムでサンフレッチェ広島を迎えての試合がありました。こちらはすでにJ2での優勝を決めている広島に健闘しましたが、1−1の引き分けでした。2位山形との勝ち点差が5点に広がりました。残り3試合ですがまだまだ分かりません。2001年にベガルタ仙台が昇格した時も、残り3試合で首位に立ち、3試合のうち1つ勝てば昇格確定だったのですが、そこから2連敗し3位となり、最終節の勝利で再逆転の2位昇格でした。残り3試合は目が離せません。

2週間おいて見たこの2試合ですが、いずれも2002年ワールドカップに使用された40000人以上収容可能なスタジアムで2試合とも20000人を超える観客が集まりました。しかし。試合を観戦することについての利便性・能率ははるかに大阪・長居スタジアムが優れていました。その差の原因は、一つはスタジアムの立地、構造、もう一つは試合運営のまずさに有ると思います。長居スタジアムは地下鉄御堂筋線の長居駅のすぐそばにあり、沿線の大阪駅前の梅田やミナミの繁華街の難波駅から乗り換えなしで30分ほどで着きます。伊丹の大阪空港まで直線距離にして約21kmですが、電車とモノレールを乗り継いで、2時間かかりません。対する宮城スタジアムは宮城野にある直線距離にして10km弱の我が家まで、利府駅までのシャトルバス・JR利府線・東北線・仙石線を乗り継いで2時間以上かかりました。遠来の広島サポーターで当日のうちに仙台から移動する場合大変だったと思います。大阪の場合私は試合当日の夜の飛行機で帰ってきましたが、大阪空港には2時間以上の余裕をもって着くことが出来ました。
運用のまずさはシャトルバスです。以前J1の時に宮城スタジアムで試合があった時は仙台駅東口からもバスが出ていました。今回そのバスがないため、仙台駅方面からは岩切駅で乗り継いで利府駅に行きそこからまたシャトルバスに乗る、あるいは地下鉄で泉中央駅まで行ってシャトルバスに乗ることになりました。仙台駅から利府駅直通の電車は本数が少なく、きわめて不便でチームのホームページでも岩切駅での乗り換えという方法を示しておらず不親切きわまりなかったと思います。
スタジアムも長居はメインスタンド側、バックスタンド側ともスタンド裏のコンコースが広く、20000人以上の観客でも混雑は無く買い物も簡単にできたのですが、宮城スタジアムはバックスタンド側のコンコースの幅が狭く傾斜があり、売店の間口を広くとれず、買い物のために長蛇の行列を余儀なくされます。弁当を買うために試合開始直前まで1時間近く行列し、ようやく買うことが出来ました。開門から観客の入場も長居はゲートの数が多くスムーズでしたが、宮城では開門1時間以上経っても行列がさばけて居ませんでした。手荷物チェックに非常に時間がかかっていましたが、長居の方は殆ど形式的なチェックしか有りませんでした。
サッカー観戦で、札幌ドーム、厚別競技場、山形のNDスタジアム、水戸の笠松競技場、大宮サッカー場、横浜の三ツ沢球技場、日産スタジアム、磐田、京都の西京極競技場、福岡、大分など各地を歩きましたが、間違いなく宮城スタジアムは最悪だと思います。来年ユアスタの芝生を張り替えた後はベガルタのゲームは2度と開催して欲しくないというのが、私の感想です。



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